茶の淀み

自分の車のことについてつらつらと書いておきます。

自分とKMNZ LIZと痛車

はじめに

どうもこんにちは。teaでございます。今回は自分のKMNZへの想いと痛車について書いていこうと思います。ただの長文オタク語りになりますがよろしくおねがいします。

KMNZとの出会い

時は遡ること2019年夏…当時学生だった僕は入れたばっかりのLINE MUSICとyoutubeを高速で反復横跳びしながら新しい音楽を探しまくっていました。

そこで見つけたのが「kawaii future bass」というジャンルの音楽でした。

当時聴いていた曲の一つを上げるとすればこういった音楽になります。

あと音ゲー楽曲沼にもハマりかけていた時で、特にArcaeaの楽曲は素晴らしいものが多く、プレイするだけではなく楽曲そのものを聴くようになっていました。PSYQUIさんやmamefudoufuさん、Zekkさんなどのコンポーザーの曲を聴く様になったのはまさしくこのゲームのおかげといっても過言ではないです。

そんなインターネット音楽沼にズブズブと沼りかけていってる最中見つけたのが『Home Sweet Home』と『Augmentetion』です。

 

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この二曲が僕の運命を変えた、変えてしまいました。Home Sweet HomeのキャッチーなメロディとLIZちゃんの可愛い歌声、ゆるい雰囲気のまとった歌詞。Augmentationのサイバーでかっこいい雰囲気とラップに脳が溶けました…

KMNZ 3rd Album 『KMNSTREET』

いつも通りKMNZとしての楽曲やLIZ、LITAの歌みたを聴きながらKMNHZとしての充実した日々を過ごしていると、

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2022年6月25日、3rdAlbum『KMNSTREET』が発表されました。

いつも通りの僕であれば、サブスクで解禁されるだろうからCD買わなくてもいいかな~アパレルも別に要らないかなぁとなっていたのですが、これは違いました。

XFDのイントロかっこよすぎじゃないですか???????

なんですかこれ。まずそこに惹かれました。

そして5曲目に収録されている『OVERNIGHT』サビの部分聞いただけでもかっこよすぎてこれはCDも買っておきたい。そう思ってしまいました……

で、CDとTシャツ買っちゃいましたね。

このジャケ写を使ったTシャツがいいのよ…

買うまでは別にまだなんともないんですけど、問題は楽曲がフルで聴ける様になってからでした。

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そのイントロ、OVERNIGHTのイントロだったのね…

してやられたといいましょうか、聞いてびっくりでした。このぐっと惹き込まれるイントロを持ってOVERNIGHTは完成しているのかと。そしてこの4つ打ちビートに裏付けされたテンションぶち上げサウンドがまたいいんですよね。

勉強終わりの学校の帰りに車で流すだけで、疲れが吹っ飛んで行きましたw

歌詞もKMNZが故郷に帰ってきて凱旋をしているという背景から来ている歌詞で、どこをとってもKMNZの力強さみたいなものが滲み出てると感じました。かっこよすぎるて。

かくして、この曲が僕の一番のお気に入りの曲となったわけです。

5年目のこれから、2ndライブ、Our days、卒業

2023年に入り、コロナ禍の特異な状況が日常へと移り変わっていく中、KMNZ 2nd ONEMAN LIVE TYPE WILDも大盛況で終了。活動5年目に入った彼女達のこれからを楽しみにしていました。自分自身としては2ndライブに行けなかった悔しさもあり、3rdがあれば絶対に行くし、KNNZを応援してることを表現するために痛車にしたい。その思いが少しづつではありますが @stage、GSIM、ひめたま祭といった痛車イベントに見学に行くたび 膨らんでいきました。

そうした中、2ndライブ前にKMNZが結成される前の話が研そうげん先生の手によって漫画化されました。

僕はこれをさらなる深みへと誘うものだと当時は認識していました。

KMNZ結成までのバックグラウンドを知り、更に6年目以降も盛り上げていく。そうだとばかり思っていました。

え~、卒業です()

まさかの卒業発表が出てしまいました。LIZちゃんに関しては、声質や曲選等々ドンピシャでタワレココラボのときもグッズ買い漁ったり何なりするくらい自分では過去一レベルの推しではあったのですが、卒業される運びとなってしまいました…

今までこの手のコンテンツに触れることはあっても、沼にハマってズブズブになることはなかったので、これからのLIZとしての活動KMNZとしての活動が見れなくなることに大変ショックを受けました…あまりにも悲しく、悔しい出来事となってしまいました。

ノリと勢いと痛天

しばらくして、痛車天国エントリーの季節がやってまいりました。

この時はまだフィットではなくN-ONEに乗っており、フィットに乗り換えたら痛車をやろうとずっと思っていたので、エントリーできたら痛車にすればいいしいい運試しかなと思いエントリーしました。結果、無事?エントリーすることができました。しかしながらフィット納車から一ヶ月である程度形にしていかなければならない非常に慌ただしいスケジュールとなりました。

さて、エントリーはできたものの誰を貼るのか。という話に当然なるのですが、エントリーした当初は特に決めてはいませんでした。そして、周りから「Vsinger貼るなら是非団体で並べないか?」という話を頂いたり、卒業した推しに向けてのありがとうと別れの気持ちを表現したい。と思いKMNZ LIZを貼ることに決めました。

ちなみにアピール文みたいなのを書いてねとあったので書いたのですが…

 

KMNZ Augmentation、LIZのHOME SWEET HOMEを聴いてから始まったKMNHZの人生。
そこから出かける度にKMNZの楽曲を流し、免許を取ってカーオーディオから流すのももちろんKMNZ。僕のドライブに華を添えてくれたのは間違いなくKMNZがいてくれたからです。
しかしながら2023年12月31日にKMNZ LIZの突然の卒業。KMNSTREETを去る彼女にお別れと感謝を伝える僕なりの方法として、痛車にすることを決めました。
僕自身も今まで免許取ってから乗ってきたN-ONEと別れ、新しくフィットと人生を歩んでいきます。
まさにKMNSTREETを去り新しい人生を歩むLIZと同じと言っても過言では無いと思います。
新しい相棒、初めての痛車、初めてのイベント。自分の新しい1歩を踏み出す舞台として、痛車天国という舞台を選びました。
そして今までの最大の感謝を最愛の曲をモチーフに伝えたいと思います。
KMNZ 3rd ALBUM KMNSTREETよりOVERNIGHT
これが今回の仕様です。

 

なんて怪文書書いてました。

貼るにあたり…

自分の推しと自分な好きな曲の自己満かけ合わせで表現していきたいという思いのもと、コンセプトを煮詰めていきました。

OVERNIGHT→KMNSTREETのジャケ写の衣装の着たLIZちゃん

という割と単純明快なところではありますが、ここにたどり着きました。

イラストに関しては前々からイラストが可愛くて気になってたりょりょ先生のお力添えのもと、上記の条件を満たすイラストを御提供いただきました。

りょりょ先生のイラストは他の方がツイッターでRTとしているところ目に止まり、気になり始めたのが最初です。車とKMNZ、ひいてはVsingerとの親和性は高いよなと思っていたところにドンピシャで見つけたお方だったので、KMNZ痛車にするのであればこの方にしようと密かに考えていました。実際冬コミの新刊も友人ツテに購入しましたが、スポ車とKMNZの組み合わせ、KMNSTREET衣装との組み合わせがダントツでかっこよかったですね。これが今回依頼する決定打にもなりました。

Design

KMNZ LIZ×OVERNIGHT×KMNSTREETというところを大前提としてデザインを考えていきました。時間とお金がなかったというところで自作デザインでございます。

LIZの衣装とポーズは既に決まっていたので、そこからどう上手くつなげていくか、自分の好きな曲をどう表現していくかが課題点としてありました。

いかんせん素人デザインなので要素を増やすと何を表現したいのかわからなくなるだろうというところで、まずはLIZのすぐ後ろのレイヤーにあたる、KMNZ LIZの文字から考えていきました。

フォントはDecipher Symbolsという、いわゆるグラフィティフォントを使用しています。理由としては、歌詞の中に『明るい繁華街から一つ奥の路地』とあるように、どこかアングラな雰囲気の漂うKMNSTREETの世界観の表現をしたかったからです。また、フォント単体ではあまりにも細く迫力と奥行き感に欠けたので、立体化シャドウを使ったり、ドットグラデーションを使ったりしてなんとか形にしていきました。

ドットグラデーションを用いた表現は、ごまるさんのZN6に貼ってある果穂ちゃんのフォントデザインがすごく自分に刺さったというのもあります。あの痛車に関してはアメコミ的なコミック的表現だと自分は認識をしているので、方向性が異なりはするのですが。ただ、Vsingerも3次元に実体を置く者ではないと考えているので、1枚壁の向こう側という意味合いも含んでいたりいなかったり…

初期案としてはこの文字とLIZだけのシンプル構成だったのですが、あまりにもシンプルすぎて流石に情報量が少ないなと感じてしまいました。

そんなときにとばみゃうさんのKMNZ LIZの施工ツイートが流れてきまして、そのデザインに感銘を受けました。イラストの背景としてステッカーボム風のデザインをしてあるのですが、全部KMNZの楽曲が書いてあるのです。OVERNIGHTという自分の好きな曲をKMNSTREETという自分の好きなアルバムを主張するとてもいい表現になると思い、KMNZ LIZの文字の下のレイヤーにアルバムの楽曲を読ませるのではなく情報量を増やすという考えのもと仕込むことにしました。

あくまで主張はそこまでさせず、模様や情報量という意味合いでの仕込みで考えていたので、アルバム楽曲のタイトルを彩度低くグレーで表現しました。そういう仕込みネタに気づいて欲しさはないこっちゃないんですが。

ただ、OVERNIGHTだけはどうしても自分の中で聞いてほしい曲なので、そこだけ色をつけようと思いました。が、何色が合うのかわからず…

ということでヒカゲノさんに、何色がええですかね…と相談し、ピンクの逆位相の色だと遠近感が出ていいよと言われたので、即採用しました。ヒカゲノさんへ、その節は大変お世話になりました…

小ネタ

印刷シートの余白がもったいなかったのと作りたかったものがあったので、小ネタを少々仕込むことにしました。

小ネタその1

過去にKNMZ×VILLEGE BANGUARDコラボで販売されていたステッカーがあまりにも好きすぎて、ステッカー作るタイミングがあればよく似たものがほしいとさえ思っていました。

ということで、KMNZ×Honda RacingとKMNZ×ケモノズレーシングver.で製作しました。なかなかグッズオマージュと気づいてもらえるものではないので、自分から喋っちゃうことが多いですがw

小ネタその2

オマージュネタ大好きな人間なので、なにかホンダ関係と掛け合わせて作れないかなと考えていたところ、ホンダ車のチューニング・カスタムを手掛けるSpoonのショップ、TYPE ONEとKMNZ 2ndワンマンLIVEのタイトルTYPE WILDがあんまりにも似てるもんですから、ステッカーとして作りました。

TYPE ONEのステッカー貼ってる人はだいたいサイドのFフェンダー付近もしくはFバンパー中央に貼っているのですが、自分はサイドに貼りました。

オマージュでもspoon製品使ってないと流石に貼れないし嘘つけないしな…と思ったのでしっかりspoonの純正交換型エアクリフィルターを入れてます。これで許してくれ()

小ネタその3

ほら、音楽聴いてほしいからさ、Spotifyの楽曲コードを貼っちゃったよw

全人類聴いてくれ。曲名がわからない?車に書いてあるよ。

小ネタその4

自分の名刺も一応ヴィレヴァンコラボのステッカー意識でシンプルに…

よくIKEAみたいって言われますw

裏面にもSpotifyコードつけてあります()

小ネタその5

小ネタというより箱ステのデザインの話になります。

自分には一からデザインを起こせるほどの技量がないので、元ネタありきにはなって本当にくどいとは思いますが、OVERNIGHTのMVからインスピレーションを受けたものとなっています。

上下の黒ラインとOVERNIGHTの文字、KMNZの文字をMV中に酷似してる場面があるので是非探してもらって…

背景の色味もKMNSTREETの雰囲気にあうものとしています。ただ、単色だとのっぺりしてしまうのでノイズを乗せることで色の起伏を作っています。

そして車に貼ってあるデザインと同じKMNZ LIZの文字とイラストを採用しています。ドロップシャドウ使って奥行き感出したんですけど、ぱっとみわからんので()

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。

今回痛車にするにあたり、本当に様々な方のご協力を頂きました。改めて感謝申し上げます。

自分の中では、自分の好きで買った車に自分の推しを貼って、展示をすること。そして描いてもらったイラストレータの方に見てもらい直接感謝の言葉を言いたい。というところが一つ目標でもありました。それが痛車天国で叶ったことにすごく嬉しさを感じています。これから痛車ライフが始まるというよりも、一気にすべて叶ってしまったところはあります。今は惰性かと言われたらそうではなく、穏やかな余生を過ごしているような気持ちです。

また、KMNZ LIZ、痛車という2つのワードから、新しい人とのつながりもできて自分の知らない世界を見せてくれていると思っています。

今の仕様は長くは貼れないので、6月のひめたま祭が展示としては最後になるのかなと思います。

→無事最後の展示を終えました。見てくださりありがとうございました。

初めての痛車にLIZを選んで本当に良かったと思っています。ありがとうLIZ。

そしてよかったらOVERNIGHT聴いてみてください。